刺青を消してから…どうすればいいの?刺青除去とアフターケア
刺青除去の治療法はいくつかありますが、ここではレーザーを用いた刺青除去治療とアフターケアなどについてご紹介していきます。
刺青除去治療をした後の肌はどんな状態になっているの?
レーザーでの刺青除去は、色素への反応が強いため、その刺激により出血することがあります。
また照射した部分が白っぽくなるのが特徴です。
クリニックでの治療後は、照射した部分に軟膏を塗り、保護するためのガーゼまたはテープなどを貼ってその回の治療は終了となります。
白っぽくなっていた治療部分は、その後赤みが出てきます。
その後かさぶたに変化していき、少しずつかさぶたが剥がれて治療した部分が安定したら、2回目の施術に入るという流れです。
刺青除去をした後のアフターケアはどうすればいい?
刺青除去治療をした後の肌は、とにかく保湿をすることが重要になります。クリニックで処方された軟膏を毎日こまめに塗り、肌が乾燥しないようにするのがポイントです。肌が乾燥すると、治療した部分が色素沈着を起こしてきれいに刺青が消えなくなってしまったり、傷跡がケロイド状になってしまう恐れがあるので必ず軟膏を塗るようにしてください。
そのほか、擦り傷などでも同様ですが、かさぶたが剥がれてくるころはかゆみを伴い、ついかきむしってしまうということがあります。 治療後の肌に刺激を与えると、その後の治療効果が低くなるなどの影響を及ぼす恐れがあるので、できるだけ肌に刺激を与えないようにしてください。
入浴時も強くこすりながら洗うのは厳禁です。
アフターケア以外で気をつける点
刺青除去治療をした後は、肌が炎症を起こしやすくなっているため、一週間位の間は飲酒を控えることをおすすめします。飲酒をすると体温が上がり、傷が鎮静しにくくなってしまうからです。
また治療部分の日焼けは炎症を起こしやすくするほか、色素沈着の原因ともなるので避けましょう。 夏の間は治療部分が隠れる洋服を着るなどの対策をとるとよいですね。
レーザーで刺青除去をする上で覚えておきたいこと
レーザーでの刺青治療は、何度か重ねて行う必要があります。
しかし、回を重ねるごとに皮膚が固くなってしまい、その度に除去効果が低くなってしまうというデメリットがあることを知っておきましょう。
レーザーの場合は、刺青をきれいに除去するというよりも、薄くなるという程度だと考えておいたほうがよいかもしれません。