傷跡は残るの?
刺青除去の施術は、どんな方法で行ったとしても傷跡が残ってしまうようです。
ここでは、タトゥー除去治療後の傷跡を最小限におさえる為のポイントをご紹介していきます。
傷跡を小さく、目立たなくする刺青除去とは
「レーザーならば、跡を残さないでタトゥーや刺青を消すことができる」と考えている方も多いようですが、実際のところはそう簡単な話ではないようです。
レーザー治療をした後は、皮膚にやけどの痕のようなものが残ると言われています。さらに、レーザーで消せる色は黒い色(または黒系の青や茶)だけなので、他の淡い色の部分はレーザーでは消えない事が多いのだとか。
それでも、くっきり刺青があるよりはまし…という方が多いですが、レーザーは万能の治療法ではないということは、頭に入れておいた方が良さそうです。
完全にタトゥーを除去できるのは切除法ですが、こちらは皮膚を縫い合わせるので線状の傷跡が残ります。
腕の良い形成外科医のもとであれば、最小限の傷跡で済みます。
医療機関ならば、傷跡のケアにレーザー治療を行うところもあるようです。
そして、レーザーや切除では対応できないタトゥーの場合は植皮法による除去が行われますが、こちらも採皮部に一本線の傷や、擦り傷のように皮膚が茶色く見える部分ができるようです。
切除法同様、医師の腕によって傷跡の残り方や大きさが左右されるので、事前によく調べて腕利きの医師を探すことが肝心です。
傷を最小限に抑えるコツは、“自分のタトゥーに適した除去法を選ぶこと”“腕のいい形成外科医を選ぶこと”です。
ここで判断を誤ると、取り返しのつかない大きな傷を残すことにもなりかねません。そういった失敗を防ぐためには、やはり熟練の専門医(形成外科医)のいる病院での治療がオススメです。
形成外科医であれば最小限の傷になるように手術してくれますし、やけどの痕の治療にも精通しているので、万が一の時にも的確な処置を受けることができて安心です。